ライフジャケットを着用しよう!種類と選びかた

釣りは水辺で楽しむものであり、不意の落水と隣合わせにあります。この記事では、釣りを安全に楽しむために知っておきたいライフジャケットの知識をまとめています。

  1. ライフジャケットとは
  2. ライフジャケットの種類
  3. ライフジャケットの選び方
  4. 船釣りでは国土交通省型式承認品のライフジャケットが必須
  5. 着用の際に注意すべきこと

ライフジャケットとは

ライフジャケット(救命胴衣)は、落水したときに体を浮かせることで救助までの時間をかせぐ救命用具です。落水しても頭部が水上に出るよう設計されており、呼吸が確保できるようになっています。

釣りを安全・快適に楽しむためにも、自分の釣りや体型に合ったライフジャケットを選び、正しく着用することが大切です。

ライフジャケットの種類

釣りに使用するライフジャケットには、大きく分けて固型式と膨張式の2種類が存在します。

固定式ライフジャケットは、水に浮く素材(浮力体)が埋め込まれているタイプのライフジャケットです。 大抵はベストタイプで、ライフジャケットそのものが浮力を持つため、動作不良などが起こらない点が大きなメリットです。また、転倒時に体への衝撃を吸収してくれるというメリットもあります。 代わりに浮力体が大きくかさばるのがデメリットになります。利便性より安全性を重視するなら、固定式をおすすめします。

膨張式ライフジャケットはエアバッグのように膨らむタイプで、固定式ライフジャケットに比べて携行性に優れるのが大きなメリットです。 一方、動作不良のリスクがある、適切なメンテナンスが必要など、固定式ライフジャケットとは違った扱いづらさもあります。 磯場では膨らんだライフジャケットが破れてしまうリスクがあるので、必ず固定式を着用しましょう。

ライフジャケットの選び方

釣りに使用するライフジャケットは、釣り場に合ったものを選ぶ必要があります。

以下では各釣り場に最適なライフジャケットを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

堤防、漁港
固型式、膨張式(外洋の堤防などの場合は固型式)
サーフ(砂浜)
固型式
地磯、沖磯
固型式必須
船釣り
膨張式(国交省認可モデルのみ)、固型式(国交省認可モデルのみ)

膨張式はコンパクトで動作の邪魔になりづらいものの、膨張するとは浮き輪のようになるため、磯の岩などに接触すると破れてしまう恐れがあります。

足場が高い場所や磯場、サーフ、ウェーディング、外洋に面したフィールドなどでは、浮力が低下しづらく、転落時に浮力体が衝撃を吸収してくれる固型式を必ず着用しましょう。

船釣り用のライフジャケットについては着用が義務となっているため、次の章で詳しく解説しています。

船釣りでは国土交通省型式承認品のライフジャケットが必須

船釣りのために小型船舶に乗船する場合には、国土交通省の安全基準に適合したライフジャケットを着用する義務があります。 国土交通省の安全基準に適合したライフジャケットには桜マークがあり(「桜マーク付き」などと呼ばれます)、4つのタイプに分類されます。 このうち、船釣りで着用が認められているのはタイプAの救命胴衣のみです。

タイプA
すべての小型船舶
タイプD
陸岸から近い水域のみを航行する旅客船・漁船以外の小型船舶
タイプF
陸岸から近い水域のみを航行する不沈性能、緊急エンジン停止スイッチ、ホーンを有した旅客船・漁船以外の小型船舶
タイプG
湾内や湖川のみを航行する不沈性能、緊急エンジン停止スイッチ、ホーンを有した旅客船・漁船以外の小型船舶

参考

ライフジャケットの着用義務拡大www.mlit.go.jp/maritime/maritime_fr6_000018.html

船釣りで使用するライフジャケットを購入する場合には、タイプAの救命胴衣を購入しましょう。 少ない数ではありますが、ポーチ型ライフジャケットなど、救命胴衣ではないタイプの商品もあります。こういったものは船釣りの要件を満たさないので注意しましょう。

船宿によってはライフジャケットのレンタルサービスが利用できるところもあります。準備ができない場合には、必ず事前に相談しましょう。

着用の際に注意すべきこと

ライフジャケットは命を守るための装備なため、正しく着用しなければ意味がありません。 誤った着用方法は、いざという時にかえって命を危険に晒します。 まずは取扱説明書をよく読み、正しい着用方法や注意事項を必ず確認しましょう。

膨張式ライフジャケットは水に反応してガスカートリッジからガスが供給されます。 カートリッジには使用期限があり、使用期限を超えたものは動作不良のリスクが飛躍的に高まります。 使用前には必ず自主点検し、期限が来たらカートリッジを入れ替えるか、新しいものを購入しましょう。

付属のバックルやファスナーは体にしっかりと固定し、落水時にスッポ抜けないよう注意。 ゲームベストやフローティングベストなどの固型式ライフジャケットに付属する股ヒモは、確実に股下へ通しましょう。 これを怠ると、ライフジャケットだけが浮かんで、体はすっぽぬけて沈んでしまう、という事故が起こります。


ライフジャケットを着用することは、命を守ることにつながります。自分のことだけと考えず、家族や友人、恋人のためにもライフジャケットを着用しましょう。

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